平成28年度共同看護学専攻博士課程の合同ガイダンスに参加しました

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日本赤十字看護大学での合同ガイダンスの様子

共同看護学専攻博士課程は、日本赤十字九州国際看護大学、日本赤十字広島看護大学、日本赤十字豊田看護大学、日本赤十字秋田看護大学、日本赤十字北海道看護大学の5つの大学による共同大学院となっています(日本赤十字看護大学は協力大学)。

平成28年5月20日(土)~21日(日)、共同看護学専攻博士課程合同ガイダンスが開講されました。九州2名、広島4名、豊田2名、秋田3名、北海道3名の各赤十字看護大学院より院生14名、教職員多数が日赤看護大学広尾キャンパスに一堂に会しました。

初めはピンと張りつめた緊張感が漂い、院生、先生方、事務の方々全員がよそよそしく落ち着かない印象でしたが、ガイダンスが進み自己紹介を始める頃には緊張も解け出しました。院生は、溢れんばかりの思いを伝えるべく研究テーマを語り、先生方からは、荒波の中船を漕ぎ出した私たちに叱咤激励していただき、並々ならぬ思いで準備に携わってくださった事務の方々の思いに感じ入った2日間でした。

授業はTV会議システムを使用し開催されます。システムのめまぐるしい変化のおかげで、TV会議システムを使っていますが、ほとんどタイムラグもなく、目の前で講義を受けている印象です。講義が終わっても、メールなどを使って、さらに、議論が白熱することもあります。院生それぞれが刺激を受け、共に、切磋琢磨できるよう取り組んでいるところです。

博士課程の道程は、決して平坦なものではなく、苦しみの連続なのかもしれません。ですが、社会に貢献できるような自立した研究者になるべく、探究できることに喜びを見出し、一歩一歩進むことができるよう決意を新たにしました。‘私たちの前に道はなく、私たちの後に道はできる’と自分たちにプレッシャーをかけながら進んでいきたいと思います。

記:日本赤十字九州国際看護大学大学院
看護学研究科 共同看護学専攻博士課程
阿部オリエ、矢野真理