H29年度大学院修士課程における助産師養成教育の相談会を開催しました

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本大学大学院修士課程のうち、助産コースへの進学の関心を高め、その相談に対応する機会をつくるためにキャリア相談会を実施しました。
テーマは「助産師になるためには?」でした。説明内容は1.助産師の活動、2.助産師国家試験受験資格のためのカリキュラム、3.本学の大学院で学ぶメリットと奨学金、4.助産師になるための教育の実際(大学院2年生より)、5.助産師を目指して(大学院2年生より)で、最後に学生の皆さんからの質問や相談を受けました。

参加者は合計59名でした。相談会後のアンケートに答えてくれた学生さん57名のうち、学部の1・2年生が42名(73%)と多く、3・4年生は13名(23%)でした。3・4年生になると進学の意思が固まっていることがわかりました。また、1・2年生の参加者が多かったことから、「助産師になるための進学を考えていますか」の質問に対して、「卒業後すぐに進学したい」が18名(35%)で、「まだ進学を迷っている」と「今はわからない」と答えた学生さんを合わせると29名(56%)と約半数でした。

参加した82%の学生さんが「とても役に立った」と答えてくれました。その中でも、特に、大学院2年生からの「教育の実際」や「助産師を目指して」の説明やトークは好評でした。また、自由記載の中に「本学の助産師養成課程のカリキュラム・学費・奨学金を知ることができた」や「助産師という仕事に興味を持った」という意見等があり、進学への関心が高められたことは、相談会を開催して良かったと思います。

もっと聞きたかった内容や知りたかった内容として「院試・受験勉強」、「本学以外の助産師養成課程」、「社会人としての履修」、「カリキュラム・実習の実際」等がありました。本学の大学院での助産学教育の進学者が増えることを願っていますので、これからも、1年生から意識して学習を行えるために、入学試験に備える情報や助産実習の実際などの学習過程がよりイメージしやすい情報を提供していきたいと思います。今後も、助産の進学についてのご質問やご相談がある学生さんは、助産担当の教員や大学院生にお声をかけてください。

記:研究科修士課程入試試験委員会 キャリア相談会担当 
生涯発達看護(助産)領域 永松美雪