大学院での研究を終えて

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7月末で日本赤十字九州国際看護大学での3か月の留学生活が終わります。3か月間、この大学で勉強することができて本当に良かったと思います。留学することについて、両親も同僚にも反対されました。「短い3か月間で何が勉強できるの?勉強期間が終わったら、ナムディン看護大学での自分の仕事に何か役に立つの?」と皆に質問されました。
また、日本赤十字九州国際看護大学にも福岡教育大学の寮にも他のベトナム留学生がいないと聞き、きっと3か月間がつらいだろうと思い留学を諦めようかと悩みました。しかし、「日本で過ごす3か月間、何が待ちうけているのか実際にやってみないと分からない」と考え、反対されても留学することにしました。

最初はやはり寂しくてつらかったです。課題も多く、院生室には月曜日から木曜日まで私しかいませんでした。学校も寮に帰っても一人でした。また最初の半月は、寮にインターネットがつながっていないこともあり家族に連絡できなくて心細く泣いてしまうこともありました。

でも、つらい時間がいつの間にか過ぎました。色々見学したり、文献を熟読して、わからないところがあったら先生から丁寧に説明していただいて、勉強になりました。
今は、今回の留学で勉強したことは、「自分に役に立つ」と自信を持って答えることができます。ナムディン看護大学でも近い将来役に立つと思います。

3ヶ月の間、勉強だけではなく、遊びや観光もできました。先生や院生に太宰府、糸島、宮地嶽神社などにも連れて行ってもらいました。そうめん流しやホームステイも体験させていただきました。7月に入り、5回もサプライズのお誕生日パーティをしていただき、本当にうれしかったです。心から感謝しております。

最後になりましたが、貴重な留学の機会をいただきましたことについて、日本赤十字九州国際看護大学の皆様、ナムディン看護大学の皆様に深く感謝申し上げます。