大学院の授業を公開しました

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本学では、地域に根差し、社会に、世界に、開かれた大学をめざして、情報の公開に努めています。その一環として、また大学院進学希望者への情報提供の場として、授業の公開を行っています。

平成26年度前期は、大学院修士課程の「研究方法Ⅰ」の授業を、「質的研究と量的研究の意義と可能性を探る」と題して、8月2日(土)に公開しました。大学院生が自分の研究テーマの先行研究を批評した上で、研究計画を作成したものを発表し、それに対して本学の岡村純教授が研究上の重要な点を指摘し、全員で議論を行うという方法で指導が進められました。大学院で学ぶということはどういうことなのかを知ることができたとの声を、公開授業参加のアンケートから聞くことができました。

昨年以上に外部からの参加者も多く、熱心に授業に耳を傾ける姿がみられました。臨床現場での倫理審査の徹底化や看護研究の必要性の高まりなどを背景に、看護の分野での大学院進学への関心の高さがうかがわれました。

公開授業終了後の談話会では、お茶とお菓子のサーブでくつろいだ雰囲気のなか、教授陣と直接話をしたり、先輩の大学院生諸氏から大学院生活や受験対策を伝授してもらうなど、質疑応答がさかんに行われていました。

大学院の公開授業は継続して開催していきます。後期の授業については、個別に対応を検討いたしますので、希望される方はお問い合わせください。