上田奨学会理事長から「経営者から見た病院経営と看護」の講義を受けました!

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平成25年11月15日、上田奨学会理事長の上田康藏先生に「経営者から見た病院経営と看護 ~主体性をもった人材育成が顧客ロイヤルティを実現する」というテーマで看護管理の一環として講義を受けました。

経営者の視点から病院経営に不可欠な要素についてのお話があり、これまで企業が取り組んでいた成果主義に基づく管理の失敗例から、物の見方による捉え方の違いなどのお話がありました。私たちは問題解決思考で、職場において何かに取り組み、そこではさらに問題が生じることがあります。
しかし、起こった問題をマイナスに考えるのではなく、問題は資源であると捉え、自身(病院では自部署)の問題として取り組むことのできる人が「主体性のある人」であるということに感銘を受けました。そして、そのことこそがイノベーション(改革)に繋がり、ひいては組織における人材育成にも繋がるということを学びました。

講義の後半は上田先生を囲み、浦田学長をはじめ参加された先生方や院生と、講義の感想や管理に関する質問や意見交換を行いました。上田先生からは一人一人に丁寧にご意見やご回答を頂きました。院生は各自がテーマを持って学んでおりますが、今後の看護活動や指導者としての示唆を頂いたと感じております。

大学院生1年生 清末 定美