赤道をはさんで南半球に位置するオーストラリアは、日本ではおおいになじみがあります。しかし、その国の大珊瑚礁や、砂漠の真ん中にある世界最大級の岩山の通称エアーズロック（ウルル）と比べると、オーストラリアの社会制度や政策について関心を持つ人は多くありません。
2018年度第2回ランチョン・ミーティングでは、オーストラリアの看護教育が取り上げられました。話題提供したのは、オーストラリアを調査地として長年調査研究している文化人類学者で本学教員の鈴木教授でした。
事例として取り上げた大学の看護学部の教育課程では、学部在籍中に看護学部での学修だけでなく、並行して他学部の学位を取得できる仕組みが紹介されました。将来海外留学を考えている学生諸君の関心を呼ぶ話題となりました。
