開催日20170519
テーマスイス・ジュネーブにある国際機関を訪問して
講師有浦旭香 西村真季 藤下美樹 和田夏実 大久保早姫 久枝綾音  馬込みかこ 佐々木彰子 大字菜々子

スイス・ジュネーブにある国際機関を訪問して

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私たちは、3月にスイスのジュネーブにある国際赤十字委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、を訪問し、職員の方から国際社会に参加する事はどういうことなのかについて直接話を伺うことができました。ICRCでは人道危機と”Health Care in Danger”「危機にある医療支援」について、IFRCでは赤十字の活動について、UNHCRでは難民支援についての話を聞き、国際社会で働く上では、人そのものを見るという看護の本質を持つことの大切さを学びました。

 ランチョン・ミーティングの発表では、IFRCの講義で使用されたハイチ大地震での避難キャンプの写真を提示し、参加者にまず問題点を問いかけ、次になぜその問題が起きているのかをアセスメントするという人道支援を体験できる演習を挟みながら進めていきました。参加者からの質問の中には「実際に国際機関を訪問し話を聞くことで得たことは何か」「話を聞いて今後どう活かそうと思ったか」など活発に意見交換ができました。 今回の訪問ではアメリカやヨルダンの学生と一緒に講義を受ける機会がありました。一緒に学ぶことで自国の文化や問題に目を向けることや疑問を持って積極的な姿勢で物事に取り組むことの大切さを学びました。

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