開催日20160620
テーマインドネシア国立アイルランガ大学短期交換留学報告
講師本学 学部3年生

インドネシア国立アイルランガ大学短期交換留学報告

平成28年6月20日のランチョンミーティングにおいて、昨年の夏季休暇時に、インドネシア国立アイルランガ大学短期交換留学プログラムに参加した際の活動報告を行いました。インドネシアで参加した授業、看護学生国際フォーラム、また病院や施設の見学について報告しました。今年度このプログラムに参加を考えている本学学生向けに、事前準備の方法や費用についての説明も行いました。
アイルランガ大学で参加した看護理論や女性生殖器、造血器等の解剖生理学の授業や、アイルランガ大学付属病院、訪問看護の実践等の見学の時に感じた日本との相違点について報告しました。授業参加や病院等の見学を通して、私たちはインドネシアの学生の語学力の高さに驚くとともに、日本と比べ授業後の質問や意見の数が非常に多かったことから、授業に対する意識の高さが日本の学生と大きく異なると感じました。
看護学生国際フォーラムに関しては、インドネシアや他国から参加した学生の発表の概要や異文化交流会について紹介しました。ほかにも、放課後や休日にインドネシアでどのような過ごし方をしたのか、また食事等についても説明しました。
私たちは留学に行く前、国際活動とは国外に出て活動することだと思っていました。しかし、国内の留学生や海外から働きにきた外国人との交流や、将来日本に行きたいと思っている外国人の受け入れなども国際活動であることを、留学先での受け入れ態勢や交流の在り方を通じて知ることができました。
このランチョンミーティングに参加した学生からはインドネシアの看護について、また今年交換留学の参加を希望している学生からは事前準備での英語の勉強方法について質問を受け、学生が交換留学に強く関心を持っている様子がうかがえました。
短期留学期間内では、インドネシアの看護を知ることはもちろんのこと、普段の生活では経験できない、気づかない多くのことを知ることができ、留学経験は自身の見識を深めるきっかけになると思います。海外や留学に関心を持っている方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

学部3年生 粟飯原正晴、林めぐみ