開催日20151013
テーマインドネシアにおける看護教育
講師「インドネシア看護実践能力強化プロジェクトキャリア開発ラダー本邦研修」研修生代表5名

インドネシアにおける看護教育

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10月13日、本学で行われた「インドネシア看護実践能力強化プロジェクトキャリア開発ラダー本邦研修」に参加した研修生代表5名を招いて「インドネシアにおける看護教育」というテーマでランチョンミーティングを開催しました。今回の発表はインドネシア語と日本語の逐次通訳で行われ、参加者は熱心にスライドをみながら聴講していました。

本校の協定校であるアイルランガ大学看護学部副学長ジュリス・デウイ氏からインドネシアの看護教育の実態と資格制度、看護学教育モデルとコアカリキュラム、そして、教育の質保証への新しい取り組み「インドネシア全国資格枠組み(IQF:Indonesian Qualification Framework)」について説明を受けました。

インドネシアでは、二つの看護教育課程があります。専門学校3年課程(ディプロマレベル)と大学による看護科5年課程(学士レベル)です。日本の看護教育と異なり、インドネシアではインターンシップ制度が導入されています(インターンシップとは、看護大学教育5年目の医療施設における実習です)。

国際的な基準を満たす看護師の育成を目指し、インドネシアでは英語で授業を積極的に展開しています。また、専攻とは違う他学部・他学科の学部生と一緒に基礎科目や共通科目を履修できるといった学際教育の導入を進める看護学部が増えています。

このようなインドネシアの状況を知った本学学生が刺激をうけ、様々な質問をしました。その質問にも研修生全員で丁寧に対応してくださいました。