開催日20121115
テーマインドネシアからの報告
講師インドネシア大学、パジャジャラン大学、アイルランガ大学、ハサヌディン大学、北スマトラ大学の教員(5名)

インドネシアからの報告

 

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11月15日、JICAインドネシア継続教育システム(キャリア開発ラダー)実践コース受講のため、インドネシア共和国から来日している5名の方々を迎え、第4回目のランチョンミーティングを開催しました。

講演者は、首都ジャカルタにあるインドネシア大学、そして西ジャワ州のパジャジャラン大学、東ジャワ州のアイルランガ大学、スラウェシ島のハサヌディン大学、北スマトラ大学の看護学部の教員で、それぞれの大学が実施している国際活動・留学生受け入れ・交換プログラムなど、国際活動の経験について語ってくださいました。

それぞれの大学は、世界各地の大学や教育機関と、共同研究、ベンチマーキング、教員の相互交換を積極的に行っています。日本では九州大学、北里大学と共同研究を実施し、タイ王国やオーストラリアの大学との教員交換も実施しているとのことです。

パジャジャラン大学は京都産業大学との協定による留学生交換を行っています。アイルランガ大学では4か月間の英語による看護学生向け留学生プログラムが実施されており、オランダやオーストラリアからの学生がこのプログラムに参加し、病棟や手術室での実習、英語による講義やゼミを受講しています。加えて、健康推進活動、地域のスポーツイベント、文化祭などにも留学生が参加しています。また、インドネシアの学生が、海外の大学で修士号を取得するための大学によるサポートもあるとのことです。

インドネシアは日本では発展途上国だと考えられていますが、今回のランチョンミーティングで示されたように、インドネシアの大学における国際活動、留学生プログラムのあり方、留学生交換についての情報は国際的であり、今回のランチョンミーティングはそれらを知ることができたよい機会でありました。