開催日20170419
テーマ「国際協力への道」講演
講師橋爪 亜希 氏(本学2期生)

「国際協力への道」講演

第1回ランチョン

 

今年度第1回目のランチョンミーティングは「海外で働く先輩と話そう」を目的に開催されました。今回のゲストスピーカーの橋爪亜希さんは、本学2期生です。橋爪さんは本学を卒業後、都内の赤十字病院へ就職し、助産師として勤務経験の後、アメリカ留学され公衆衛生修士課程を修了されました。2015年3月まで本学成育領域小児助手として勤務し、2016年10月からはJICA専門家としてラオスに派遣されています。

これまでの経験と知識を活用すべくJICAジュニア専門職員としての1年間の研修期間には、ミャンマー、バングラディシュ、タジキスタンで人材育成事業や病院設立支援事業に携わられました。そして、現在はJICA専門家としてラオスに派遣されラオス保健局とともに保健医療サービスの質改善(主に母子保健)事業に取り組まれています。
ラオスでの事業は、習慣や社会情勢を尊重し、保健省の職員や病院職員と現地の視察を兼ねた医療レベルの確認を行いながら、ワークショップや会議で方向性を協議している様子を写真を交えて説明してくださいました。
橋爪さんは常に「国際協力とは何か」自分に問いかけているそうです。お話からは、現地で協同しながら「支援」のあり方を考えている様子が伝わってきました。
最後に、橋爪さんが大切にしている3つのことを教えてくださいました。それは「ネットワーキング」「やりたいことを公言する」「体験や知識をかたちにする」だそうです。
将来、「国際協力の道」へ進みたいと考えている学生だけでなく、みなさんに当てはまるメッセージをいただきました。