日赤看護大学様大学院デジタルパンフ
7/24

■■■■■■■■■学修方法・学修過程コースワーク(科目の履修)とリサーチワーク(修士論文の作成)を計画的に進めていくことができるように、教育課程を編成し、実施します。入学時および学期初めに、研究指導教員は大学院生自身が履修計画を立案し、計画的に学修を進めていくことができるように履修指導を行い、学修を継続的に支援します。ディプロマ・ポリシーに掲げた多様でグローバルな健康課題を学際的な視点から捉え、保健・看護専門職として課題を探究するための能力を育成するために、学修の基盤となる科目(共通必修科目および共通選択科目)と、専門性の発展・進化を目指す科目(専門科目)を順序性や関連性を考慮して配置することによって、大学院生の目的に合わせて、多様な観点から学問を探究していくことができるようにしています。看護学の発展に貢献する研究に取り組む能力を育成するために、複数の研究科目を置き、科目間で連携を図りながら、基本から応用へと段階的、体系的に研究方法を学べるように授業を運営します。修士論文の作成に向けては、研究指導教員・研究指導補助教員による一貫した継続的な指導を行います。また、修士論文研究計画発表会と修士論文発表会を設定することで、専門領域の垣根を超えた多角的な視点からの意見交換ができ、大学院生の自律的・学際的な研究活動の支援に繋げます。学修成果の評価学修成果の評価は、科目の成績、修得単位数、修士論文、最終試験、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力評価によって行います。科目の成績は、シラバスに示す評価方法・割合に基づき、科目担当者がS〜Dの5段階で評価します。修士論文の評価は、学生便覧に示す審査体制・審査基準・審査方法に基づき審査を行い、合否を判定します。最終試験は、学生便覧に示す評価基準・評価方法に基づき実施し、A〜Dの4段階で評価します。ディプロマ・ポリシーに掲げた能力評価については「修了時の能力を評価する指標」を用いて、修了時に自己評価および研究指導教員による他者評価を行い、4段階で達成度を評価します。また、中間期にも同指標を用いて自己評価および他者評価を実施し、結果をフィードバックすることで、ディプロマ・ポリシーの達成に向けた学修支援に繋げます。本学修士課程に所定の期間在学し、研究科の修了要件となる単位数を修得するとともに、学位論文の審査および最終試験に合格し、以下の要件を満たす者に修士の学位を授与します。【修士(看護学)】 ■■■■■人間の尊厳と権利を擁護する倫理観をそなえた看護専門職として課題を探究する能力を有している。多様でグローバルな健康課題を学際的な視点から捉える能力を有している。看護学の発展に貢献する研究に取り組む能力を有している。看護専門職として研究の成果を社会に還元する能力を有している。保健医療福祉に関連した社会的ニーズに的確に対応するために、多職種と協働し、看護専門職としての役割を発揮する能力を有している。「CNSコース」は、上記1〜5に加えて、以下の要件を求めます。■■専門看護分野において、卓越した看護実践能力を有している。専門看護分野において、ケアの質を評価し、ケアの質改善に向けた取り組みができる能力を有している。「助産コース」は、上記1〜5に加えて、以下の要件を求めます。■■■人の一生における性と生殖をめぐる健康・権利を守る援助ができる能力を有している。妊娠・分娩・産褥・新生児期が安全に経過するように、根拠に基づいて助産ケアを実践できる能力を有している。助産管理の視点を持ち、地域の社会資源の活用や多職種との連携ができる能力を有している。ディプロマ・ポリシー06修了認定・学位授与の方針

元のページ  ../index.html#7

このブックを見る