日赤看護大学様大学院デジタルパンフ
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・・・・・・・・・助産学社会的要請に対応できる助産師としての専門的基礎的能力に加え、幅広い視野と科学的洞察力を持った、新たな助産のあり方を探究できる人材の育成を目指します。また、専門的知識の習得とともに母子保健分野における課題探究能力を備えた専門職を育成します。さらに国内外を問わず、女性および母子の健康問題に対して多角的な視点で考えることのできる資質を涵養します。髙瀬 文広 教授コ・メディカルスタッフや患者を対象とした対人コミュニケーションや異文化コミュニケーションの研究中山 晃志 教授人口推計システムに関する研究/看護・保健医療データの多角的な視点からの分析修士論文を提出した9名の大学院生が、研究の成果を発表し、集まった教員・大学院生が熱心に耳を傾けていました。大学院生は、助産師国家試験受験資格取得や仕事との両立というそれぞれの使命を全うしながら、標準課程あるいは長期履修課程という時間的制約のなかで、特別研究や課題研究に取り組んできました。その成果は、社会的にも学術的にも貢献し得る価値あるものとなっていました。質疑応答では、多くの教員から研究内容を問う質問だけでなく、今後の学会発表や投稿等の公表に向けたアドバイスもあり、とても有意義な発表会となりました。領域領域の特徴人の一生における性と生殖をめぐる健康・権利を守る援助を探究します。また、妊娠・分娩・産褥・新生児期における根拠に基づく助産ケアを学びます。さらに、助産管理の視点を持ち、地域の社会資源の活用や多職種との連携を目指します。必要な科目を履修し、単位を修得することで、助産師国家試験受験資格が得られます。石山 さゆり 准教授s‐ishiyama@jrckicn.ac.jp胎児から乳幼児の情動発達と母子関係に関する研究産後支援に関する研究双子、在日外国人の育児父親に関する研究大学院に入学してから1年が過ぎようとする時期に、大学院生の研究計画発表会が実施されました。短い時間の中で、各領域の指導教員の指導を受けながら、研究計画書を作成・発表することができました。発表終了後の質疑応答では、多くの教員から内容についての質問や今後の研究活動に対するアドバイスがあり、大学院生にとって貴重な経験となりました。担当教員教授准教授永松 美雪石山 さゆり10研究指導体制 研究指導は、1名の研究指導教員と1名以上の研究指導補助教員の計2名以上で行います。研究指導教員と研究指導補助教員は、修士論文の作成に至るまで一貫した研究指導を行います。本大学院での研究指導においては、総合研究指導体制を採用しています。これは、大学院生の研究指導において専門分野の主たる指導教員に加えて、領域を横断して研究指導を受けることができる体制をいいます。これにより、大学院生は、専門領域の研究をすすめながら、領域を超えた視点や論点から、自分の研究を検討し、さらなる進展を図ることが可能になります。リベラルアーツ・専門基礎教員/研究テーマ助産コース助産学領域研究指導テーマ※出願を希望する方は、出願前に志望する専攻領域の教員にメールでご連絡ください。永松 美雪 教授m‐nagamatsu@jrckicn.ac.jp親子関係、育児支援、虐待予防に関する研究男女間暴力・性暴力予防に関する研究望まない妊娠・性感染症予防に関する研究研究論文発表会修士論文発表会研究計画発表会

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