(2023年卒業)さまざまな分野の第一線で活躍する卒業生。(2018年卒業/2020年大学院修了)現在、福岡赤十字病院の産婦人科病棟に勤務し、正常からハイリスクなお産にかかわらせていただいています。また、婦人科病棟も併設していることから妊娠出産目的以外の患者さんにもかかわりケアを行っています。今後も自己研鑽に努め女性の一生を支えることができる助産師に成長していきたいと思います。大学では看護の専門知識に加え赤十字の歩みや活動、国際看護を学べたことで、自身の視野が広がり、多角的に物事を捉える力が身につきました。今後も学び続ける姿勢を大切にし、全人的に患者さん・ご家族を捉えた看護を実践していきたいと思います。就職・進路40鍋島 佐和子さん(2022年卒業)女性の一生を支える助産師に私は大学卒業後、助産教育コース(現:助産コース)に進学しました。大学院では、年齢や経歴の異なる同級生の様々な考えに触れ多くの刺激を受けながら、プレゼンや討議を通して自身の思考過程を言語化し発信する能力を養うことができました。正解のない仕事に向き合い続けたい!入職後、精神保健に関する相談支援や依存症対策事業に従事しました。数か月前まで精神症状に苦しんでいた方が、地域で安心して暮らしている様子をみるとき、保健師として少し役割を果たせたかと嬉しく思います。地域生活を継続することは容易ではなく、訪問する毎にアセスメントを行い、必要な支援・適切な関係機関への連携等を計画するのですが、そのアセスメントにおいて、大学時代の授業・実習でのグループワークが活きていると感じています。図書館閉館までレポートを書き綴っていた日々が有難く思い起こされます。支援の内容には正解がありません。職場で出会った先輩方のように、対象者様のその時々に応じて考え続けていける保健師になりたいと思っています。患者さん・ご家族らしさを大切にできる看護師に私は唐津赤十字病院の消化器・血液内科で、内視鏡治療や化学療法、放射線治療を受ける方、ターミナル期の方への看護を行っています。医療が多様化・複雑化する中、患者さん・ご家族にとって一番身近な存在である看護師がニーズをくみ取り、医療チームと協働することの重要性を日々感じています。保健師看護師助産師嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所唐津赤十字病院 武藤 早紀さん福岡赤十字病院 森 明日香さん
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