2024年1月27日に地域づくりネットワーク福岡県協議会が主催する「ふくおか地域づくりフォーラム」に参加し、第16回「ふくおか地域づくり活動賞」の表彰を受けました。私たちは、2021年度から宗像市大学生による「まちの課題解決プロジェクト」において、宗像市地島地区での防災・減災意識向上を目指して活動を行ってきました。1年目は地島地区の踏地調査、2年目は地島地区コミュニティの中心的役割を担う自治会長・民生委員・消防団の皆様を対象とした防災・減災教室の開催、3年目の今年度は消防署や小学校の方々に協力をしていただき、地島地区の住民に向けた防災・減災教室を開催いたしました。このような地域の課題に目を向け、解決のために継続的な活動を行っていることが評価され表彰をしていただくこととなりました。フォーラム内では、地域で活動されている他団体と交流する機会もあり他団体が行っている活動について知ることや「新しい友達AI〜地域づくりのお手伝い〜」をテーマに幅広い世代の方々とディスカッションを行い、世代や団体の垣根を越えて地域活動におけるICTの活用という新しい意見を得ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。課題に対して、課題解決のために実施したユニークな活動を発表し合いました。私たちのチームでは、今年度実施した「地島の皆さんと一緒に防災・減災教室!広がれ 地域の防災・減災の輪」と題した、防災・減災教室の成果を発表しました。発表では、地島が離島である地理的特徴から食料やボランティアが到着するまでに時間を要すると考え、災害発生時に自主的な避難行動ができないことで二次災害が増大することが課題としてあげました。そこから、私たちのプロジェクトでは、自助力を上げるために教室で防災グッズの準備や備蓄食の試食体験を通して住民の方と考えていったことを説明しました。今回の成果発表会を通して、今年度私達が実施してきた活動について振り返るきっかけとなり、次年度以降に繋げられるヒントを得られたと考えます。また、質問にて当日の参加者の雰囲気について尋ねられ、参加者が笑顔で楽しく教室を実施できていたことも振り返ることができたため、来年度以降も楽しいプロジェクトを考えたいです。他のグループの発表を聞き、似たような課題であっても様々な観点から課題解決のために多様なアイデアが生まれており、プロジェクトが実施されていることが印象的でした。興味深い内容も多かったため、宗像で生活する人にもっと知ってもらいたいと感じました。金活動を2月3日、10日、11日、12日の4日間に実施しました。今回の地震で、全国の日本赤十字社各都道府県支部が救護班の派遣や救援物資の配布等を行っており、赤十字の学生として、苦しんでいる人を救いたいという思いのもと、何かできることはないかと考え、災害看護を学ぶサークルKDNSが主体となり、約60名の学生がこの活動に参加しました。今回集まった義援金は、日本赤十字社を通じて、被災地の方々の生活を支援するため、被災都道府県が設置する義援金配分委員会へ送られます。学内献血は、学生奉仕団(献血推進部)主催でおこなっています。日程や当日の運営方法について血液センターの方と綿密に打ち合わせをしたり、献血者を増やすために何をすべきかなど自分たちで考えたりしながら企画・運営をしています。また、学外での福岡学生献血推進協議会主催の福岡学生献血サマーキャンペーンや福岡学生献血クリスマスキャンペーンなどの活動にも参加しています。まちの課題解決プロジェクトとは大学生の柔軟な発想や大学の研究成果を地域の課題解決及び魅力向上につなげることを目的に、国立大学法人福岡教育大学と、日本赤十字九州国際看護大学、宗像市が令和3年度から取り組みを開始した協働事業。| 学生の活躍 ⁄ ボランティア活動 |活動報告27「第16回ふくおか地域づくり活動賞」を受賞しました。大学生の力による「まちの課題解決プロジェクト」成果発表会に参加しました。今回の成果発表会では10チームが参加しており、それぞれのチームが考える宗像市の本学学生が2024年能登半島地震における義援金募金活動を行いました。2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震に対して、本学学生が街頭義援金募学内献血Project
元のページ ../index.html#28