日赤看護大学デジタルパンフレット2025
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デジタル教科書などのスマートデバイスや最新映像設備などを導入し学生のより能動的な学修を支援していきます。スマートデバイスを活用した授業(例)ハイフレックス・ハイブリッド型授業リアルとバーチャルの融合●デジタル教科書(授業資料の閲覧、マーカーやメモの書き込み)グループ学習でのプレゼンテーション●( Cynap pureによる複数画面の共有 )予習・復習・課題・レポートの提出●( LMS (Teamsなど)を活用 )オンデマンド教材の活用(LMS等での動画の視聴)●高機能シミュレーターを用いた実習風景学内演習では、高機能シミュレーター、MRなどを取り入れています!高機能シミュレーターは、さまざまな身体状況(心拍数、呼吸数、心音、呼吸音など)を設定することができます。特徴としては、さまざまな患者の状態に合わせて観察を行ったり、失敗や経験を繰り返したりしながら学修できることです。実際の臨床現場を想定した演習を行うことにより事前学習が充実することで、病院実習ではより学びを深めることが可能となっています。ハイフレックス・ハイブリッド(HyFlex:Hybrid-Flexible)型の授業では、学生が同じ内容の授業を「オンライン」でも「対面」でも受講できます。このような設備の導入によって、本学では「国際」活動の一貫として世界各地で活躍する赤十字社の協力のもと海外と繋がる講義や講演会を展開しています。MR(ミックスド・リアリティ:複合現実)はARとVRを組み合わせたもので、現実世界にデジタル情報(仮想現実)を出現させることができます。この技術を活用することにより、人体模型を確認しながら実際に学生同士で聴診や触診などのトレーニングを行うことができるため、テキストレベルの2次元では伝わりにくい人体の3次元構造などをイメージできるようになります。15DX推進計画のもとキャンパスのDX化を加速!本学は、講義・演習等の学習環境においてもデジタルトランスフォーメーション(DX)化を積極的に進めており、2022年度の入学生からデジタル教科書とスマートデバイスを必携化しています。学習管理システムのLMSと連携させることで、スマートデバイスの利点を最大限に活用し、講義資料のダウンロードや予習・復習のための動画視聴、小テストの受験や課題・レポート提出など、すべてスマートデバイスで完結できる仕組みを構築しています。ハイフレックス・ハイブリッド型授業*にも対応する映像・音響設備を導入学習管理システム(LMS)の導入や4つの大教室(講義室101〜104)に、最新の映像・音響・収録配信サービス(Panopto、Cynap pureなど)の設備を導入しました。対面講義を収録し、LMSで公開している*ため、復習や学びを深めるための事後学習などに活用しています。スマートデバイスとLMSを融合させた学修環境を提供することで、学生のより能動的な学修を支援しています。 *「人体の構造と機能」、「病態生理学」等の一部の講義DXを活用した教育システム

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