日本赤十字九州国際看護大学

大学教育再生加速プログラム(AP)

事業の概要

事業の概要

AP事業について

AP事業について

 「大学教育再生加速プログラム」とは、国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取組を実施する大学を支援することを目的としているものです。
詳しくはコチラの文部科学省ホームページをご覧ください。

本学は、テーマⅤ「卒業時における質保証の取組の強化」に採択されました。
平成28年度、選定件数19件(申請件数116件)

 3つのポリシー〈入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)、教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)、卒業認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)〉に基づき、卒業段階でどれだけの力を身に付けたのかを客観的に評価する仕組みやその成果をより目に見える形で社会に提示するための効果的な手法等を開発するとともに、大学教育の質保証に資するため、学外の多様な人材との協働による助言・評価の仕組みを構築する大学の取組を支援することにより大学教育の質的転換を促し、大学の人材養成機能の抜本的強化を図ります。(文部科学省「公募要領」より)

事業計画の概要

 本事業では、生涯学び続け、成長し続ける看護人材を育成するために、学士課程教育と就職先での現任教育とをシームレスに接続する「看護職キャリアパス基礎スケール〈仮称〉」と「ディプロマ・サプリメント(学位証明書補足資料)」を開発する。これにより、卒業時の学修成果を社会から評価することを可能にし、適切な現任教育に繋げることができ、看護基礎教育からエキスパートナース育成までの一貫した教育システムの確立に貢献する。また、FD研修の充実によるアクティブ・ラーニングの促進と、多元的評価を用いた学修成果のアセスメントの実施にも取り組む。これらを通して、カリキュラムのPDCAサイクルを機能させ、3つのポリシーに基づく体系的で組織的な教育活動の展開とカリキュラム・マネジメントシステムの確立により、総合的な教育改革の取組を加速させる。

本学におけるAP事業について

AP事業について

事業計画 事業計画

大学に求められる3つのポリシー

 大学には、教育理念を踏まえ、一貫性のある3つのポリシーを策定し、これに基づく大学教育の諸活動を実施し、点検・評価・改善をすることで学士課程の内部質保証システムを確立することが求められています。

● アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
  入学者に求める学力・資質を明確にしたもの。

● カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)
  体系的で組織的な教育活動展開のための教育課程編成、教育内容・方法、学修成果の評価方法を明確にしたもの。

● ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
  卒業を認定し、学位を授与するために学生が身に付けるべき資質・能力を明確にしたもの。

本学の3つのポリシー

● アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

本学の看護学部で学ぶ学生には、このような人を求める。
①人間の尊厳と人権を大切にできる人
②主体的、創造的に考え行動しようとする人
③看護の基盤となる広い教養を学び専門的知識を身につけたい人
④赤十字の理念を理解し国際的活動に関心を持っている人

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
● カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)

本学では、カリキュラムの編成・実施方針を以下のとおり定める。

● ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)

 本学ではディプロマ・ポリシーとして、卒業認定・学位授与に関する以下の方針を定めている。所定の単位を収め、次の能力を身につけた者に学士(看護学)の学位を授与する。

1.人間の尊厳と権利を擁護する力
  • ①幅広い教養を培うことによって豊かな人間性を育むことができる。
  • ②赤十字の理念である人道に基づき、人間としての尊厳と権利を尊重・擁護することができる。
2.自己教育力
  • ①自らの思考や行動を内省することにより、自己の成長を促進することができる。
  • ②自ら目標を設定し、主体的かつ自律的に継続して学習することができる。
3.チームで働く力
  • ①集団の中で自己の果たしうる役割を理解し、他者と協働することができる。
  • ②グローバル社会における看護の役割と機能を多面的にとらえ、チームの一員として集団の力の最大化に努めることができる。
4.問題解決力
  • ①人間・環境・健康・看護・国際に関する知識を体系的に修得することにより、看護を必要とする個人・家族・集団・コミュニティを適切にとらえることができる。
  • ②グローバル社会における健康ニーズを把握し、科学的根拠に基づいた解決策を考え、実践・評価することができる。
5.看護の専門性を探求する力
  • ①看護の課題を探究する総合的な視野を培うことにより、看護を発展させるための基礎的能力を身につけている。
  • ②看護職としての社会的使命を自覚し、人々の健康増進への関心と意欲をもち、研究的取組を通して、看護の発展に貢献することができる。
日本赤十字九州国際看護大学 
〒811-4157 福岡県宗像市アスティ1丁目1番地 
TEL0940-35-7001

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