第1回グローバル・ワークショップを開催しました

国際シンポジウム・国際フォーラムがグローバル・ワークショップとして生まれ変わりました!

今回は第1回グローバル・ワークショップとして、グローバルな医療救護活動について学びました。福岡赤十字病院、日本赤十字社福岡県支部、やすらぎの郷のみなさまの協力を得て、赤十字の医療救護についての講演や救護所設営などを行いました。また、日本アジア国際教育センターの留学生のみなさんと一緒に協力してエアテント設営、炊き出しなども行いました。
実際に参加した学生の感想です。

<救護所設営企画>
講演では、国内災害における日本赤十字社の医療救護活動について率直なお話を伺うことができました。現場における理想と現実、そこに伴う葛藤や工夫について知り、支援をより現実的な視点から考える貴重な機会となりました。また、留学生の方々と英語や日本語を交えてコミュニケーションを取りながら救護所を設置する活動を通して、言語や文化の壁を越えて協力することの楽しさと難しさを実感しました。

<炊き出し企画>
KDNSサークルとして炊き出し企画を実施しました。炊飯器の不具合で、お米が炊けていないというアクシデントがありましたが、鍋で炊く方法に切り替え、提供時間までに間に合わせることができました。留学生の方々と協力して準備を進める中で、言葉の壁がありましたが、ジェスチャーや翻訳機器を活用し、ネパールと日本のカレーの違いや挨拶の文化について知ることができ、貴重な交流となりました。また、出来上がったカレーを配る際、「ありがとう」「美味しそう」などといった声をかけてもらったことで、とても嬉しく温かな気持ちになりました。この経験を通じて、相手を思いやる言動が人の心を満たすことを実感しました。災害現場のような混乱した状況でも、冷静に思いやりを持って行動することの重要性を学びました。

2025.6.10グローバル・ワークショップ①_小手川良江

福岡赤十字病院荒武医師による講演の様子

2025.6.10グローバル・ワークショップ②_小手川良江

留学生のみなさんと協力してエアテントを設営しました

2025.6.10グローバル・ワークショップ③_小手川良江

救護所に必要な物品をディスカッションしています

2025.6.10グローバル・ワークショップ④_小手川良江

ディスカッションをしながら実際に物品を設置しています

2025.6.10グローバル・ワークショップ⑤_小手川良江

文化や宗教にも配慮して炊き出しのカレーを作りました

2025.6.10グローバル・ワークショップ⑥_小手川良江

設営した救護所の前で全員集合!