学生も、教職員も、全力で楽しむこと！そしてたくさん学ぶこと！を目指して、第２回学長杯を開催いたしました。
今回は感染対策を講じながら、対面形式で開催することができました。また、福岡赤十字病院、日本赤十字社福岡県支部からも支援をいただき開催することができました。
新型コロナウイルスの影響は、学生の実習等の学習の機会だけでなくサークル活動や遥碧祭、ボランティアへの参加などの課外活動にもおよびました。学生同士の関わりだけでなく、学生と教職員間、そして教職員同士の交流も薄くなっています。そんな今だからこそ、学長杯というイベントを通じて少しでも豊かな時間を過ごす機会を作りたいと考えて企画を行いました。
今回は1年生から4年生までが4〜5名のチームを組んで全部で7つの課題に取り組みました。本年3月に実施した第1回はオンライン開催でしたので、今回は対面だからこその「臨場感」「距離感」「緊迫感」を重視したブースが多数設定されました。実習指導者に報告するためのブースでは、日頃本学が実習させて頂いている福岡赤十字病院の看護師の方が臨地実習指導者役を演じ、参加学生は目の前で起きる様々な事象に対し、チームで相談しながら観察してその結果を報告しました。救護班として災害現場に到着したところから始まるブースでは、多数の傷病者に対してトリアージを行ったり、応急手当を実施したりしました。今回は異学年での混成チームも多くありましたが、それぞれの学年がこれまで学習した内容と、事前に提示されたヒントを元に一生懸命に課題に取り組みました。
参加者からは「実習にむけてよい学習の機会となった」「臨機応変に仲間や先輩と話し合いながら、最善を尽くすことが大事だ」という意見が聞かれました。そして何よりも「楽しかった」とたくさんの笑顔をみることができ、参加した学生も、企画・運営に関わった教職員も、みんなでご機嫌な1日を過ごすことができました。
閉会式では上位3チームの表彰と各チーム「最も輝いていた学生に」MVPが授与されました。
学長杯の各ブースの様子
優勝チームには賞状と豪華景品が送られました
