クロスカレッジ2022 地域に広げる『防災・減災』~いのちと健康を守る~
第1回 公開講座「災害に備えよう~赤十字防災セミナー」

地域連携・教育センターではクロスカレッジ2022 地域に広げる『防災・減災』~いのちと健康を守る~をテーマに4回の公開講座を開催いたします。
(※ 2022[令和4]年度開催予定 公開講座 全4回のご案内はこちら)

第1回目は、日本赤十字社が全国で普及している赤十字防災セミナーの「災害の備え」について、日本赤十字社福岡県支部事業課石内中敏氏に、ご自身の赤十字救護体験を交えながらお話いただきました。

参加者は地域の自治会の役員、防災関連のご担当者、地域の防災士の方々と13名でした。
講座では、災害に備えるためには、①災害発生時に「いのちを守る」、②災害発生後の「暮らしをつなぐ」そのためには『地域の力でいのちを救う、住んでいる地域を知る、隣近所の日頃からのお付き合い』が重要であることをお話いただきました。

参加者の皆様は、ご自身の地域あるいは家庭での災害の備えを具体的にイメージしながら、熱心にご参加いただきました。また休憩時間あるいは終了後には、参加者の方々同士での交流もあり共助の第一歩の機会になったようです。

講座終了後の参加者アンケートでは、公開講座に対する期待度・満足度は高く、また設問の一つである「講座に参加して防災・減災に関して意識の変化」については、9割の方が「防災・減災に対する意識が変化した」と回答し、中でも7割の方が「大いに変化した」と回答していました。
防災・減災の第一歩として公開講座の目的は達成できたのではないかと思います。

また、災害時に日本赤十字社から配布される日常生活用品・安眠セット等の展示とともに、ウクライナの人道危機に関連した展示物をご覧いただき、災害及び人道について考えていただく機会にもなったと思います。

講義の様子1
講義の様子