学生支援給付金について

令和2年9月18日

学生・保護者の皆さま

日本赤十字九州国際看護大学
学長 小松 浩子  

新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響に伴う「学生支援給付金」の給付について


 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、学生の皆さまは困難な状況においても看護職者になるという意志をもち、日々、学修を継続しておられることに敬意を表します。
 4月に発出された政府の緊急事態宣言に伴い、開始しましたオンライン授業につきましては、皆さまのご家庭において情報通信機器やネットワーク環境等を整備いただくなど、ご協力をいただいていることと存じます。本年度後期授業につきましても、学生の安全確保を最優先課題ととらえ、技術系科目を除く講義科目については原則オンライン授業で実施することを決定いたしました。
 一方で、保護者の皆さまが休業等により経済的影響を受けるご家庭も少なくない状況と拝察し、全ての学生の学修の継続と看護職者になるという夢の実現を願う本学といたしましては、憂慮の念を禁じえません。そのため、本学では、これまでに、学生が安心して学業に励むことができるよう、国からの特別定額給付金や日本学生支援機構による奨学金の緊急支援などにより経済的支援を必要としている学生の皆さんに対する対応をして参りました。
 この度、これに加え、本学独自の支援策として、さらにより良い学習環境を整えていただくために、また、皆さまの学生生活に少しでもお役立ていただければとの趣旨から、「学生給付金」として学生1名につき一律1万円を給付させていただくことといたしました。
 本趣旨をご理解のうえ、お役立ていただければ幸いです。
 なお、学業継続のための更なる支援に向けて、今後も学内資源等の活用を進めるとともに、「日本赤十字九州国際看護大学 新型コロナウイルス感染症対策学生支援募金」として、教職員・同窓生その他に広く支援をお願いすることとしております。