知的書評合戦 ビブリオバトル(平成30年度 第2回学内予選会)を開催しました

2018年10月12日に「第2回ビブリオバトル」を開催しました。今回も、学生をはじめ本学の教職員、宗像市民 図書館や福津市民図書館の職員の方々にも聴衆者としてご参加いただき、参加者は計45名でした。今回の会は、「全国大学ビブリオバトル2018 九州A,Bブロック地区決戦」に出場する本学の予選出場者を決定するものです。

発表者は、1年生の圓さん、三原さん、森尾さん、2年生の田中さんの計4名でした。
1番手は1年生の圓吉貴さん。おすすめは『博多あるある』です。初めての福岡での独り暮らしのため、「もっと福岡を知りたい」という思いから、選んだそうです。地元との違いに困惑したこと、例えば「鍋」といえば、福岡では「もつ」ではなく「水炊き」ということに驚いたことを、ユーモアを交えながら語ってくれました。

2番手は2年生の田中汐佳さん。おすすめは『敏感(HSP)な人や内向的な人がラクに生きるヒント』です。自分の性格がやや内向的な方なので、その特性に関する本がないかを探している中で、この著者に出会い、今回の本に出会いました。特徴的なのは、セルフチェックができることです。楽な生き方の紹介が、やさしい書き方で記載されています。

3番手は1年生の三原咲香さん。おすすめは『一人っ子同盟』です。あまり読書好きではなかった三原さんは、春休みをきっかけに読書の楽しさに触れ、自身で本屋に行くようになり出会った本だそうです。売上ランキングに出るような本がある売り場でないところで探した本は、まず自身と同じ「一人っ子」というタイトルに惹かれ、さらに昭和世代の一人っ子の特徴などを読んでいくうちにはまってしまったと語ってくれました。

4番手は1年生の森尾菜々美さん。おすすめは『九十歳。何がめでたい』です。「あなたは何歳まで生きたいですか」という声かけから始まりました。90年間生きてきた人の思いに触れ、未だ自分にとっては長い先のことではあるけれど、共感できる部分があったと語ってくれました。
発表後、投票により、1年生の森尾さんが紹介した『九十歳。何がめでたい』が見事チャンプ本に選ばれました。

前回(6/6)チャンプ本となった山部君と今回の森尾さんが、11月25日(日)に九州女子大学である地方予選会に参加します。応援のほどよろしくお願いします。

図書館運営委員会

2018.10.12 大重育美①(第2回ビブリオバトル)
2018.10.12②第2回ビブリオバトル(大重育美)