H.E.L.P.Course in Japan 2018 修了しました

9月25日に開講した国際人道援助研修(H.E.L.P. Course in Japan 2018)は二週間の日程を終え、10月5日の午後には修了式が行われました。
本コースは赤十字国際委員会(ICRC)、世界保健機関(WHO)、日本赤十字社及び本学が企画・運営する国際人道援助研修で、“Health Emergencies in Large Populations”と“Health, Ethics, Law and Policies”とを含み、その通称がH.E.L.P.です。

研修の第一週目は紛争・災害時における保健ニーズとして水・住居・栄養・ジェンダーなどに重点を置いた公衆衛生活動の視点から、事業計画・モニタリング・評価や倫理の具体を学びました。また第二週目の前半は感染症の疫学や人道危機下での保健活動の方法を学び、後半はSealand国に大量の難民が流入するというシナリオに基づいて、総合的な演習や発表を行いました。

第一週には台風24号、第二週には台風25号と現実の緊急事態・災害にも見舞われる中での二週間でしたが、9か国20名の研修生は元気にコースを終え、修了式は皆さんの笑顔に包まれました。

国際看護実践研究センター

2018.10.09①H.E.L.P 修了証贈呈の様子 SONY DSC
          修了証贈呈の様子                                        受講者集合写真