平成30年度災害訓練を実施しました

 8月30日(木)、教職員24名・学生5名の参加のもと、業務終了後の2時間を活用して「長期休暇中の夜間の災害訓練」を実施しました。
 今回の訓練は、危機管理委員会、学長指定研究の主催で行われ、昨年に引き続き2回目となります。
 訓練では、昨年の問題点と検証結果を踏まえ、本部機能や本部に必要な設備・備品の確認、学生及び教職員の安否確認、無線機器等の通信機器や非常食等を実際に使用し、有事の際に慌てず迅速に対応できること、また、危機管理委員会で作成・検討している「災害対応マニュアル」の検証が主な目的でした。
 当日はアクションカード(状況付与カード)を用い、発災から本部設置、各部門における対応の流れをクロノロジー(時系列記録)として、訓練終了後の評価に役立てました。
 参加者からは「大学構内地図や(連絡が必要な)関係機関一覧を事前に作成しておくべき」「無線機の使用が難しかった」「本部と事務所の往復が大変だった」「防災物品不足」等、具体的で今後の対応につながる意見が出され、災害対応マニュアルへの反映に大いに役立ちました。
 訓練本部長である田村学長からは「教職員全員が協力して動くことができた。訓練は今後も継続して実施していくことが必要」との講評がありました。
 本学は、災害時における学生及び教職員の生命や身体の安全確保を優先するとともに、赤十字の理念に基づき大学としての使命を果たしていきます。

(危機管理委員会・学長指定研究代表)

 

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