論文発表会を開催しました

1年前期必修科目「アカデミック・ライティング」力武クラスの最終会で、10グループ代表の安谷屋 星さん、伊藤史華さん、岸髙歩実さん、口石瑠莉子さん、坂田琴奈さん、浦西美空さん、圓 吉貴さん、妹尾妃那子さん、桑園あゆみさん、山部勇純さんの10名が、論文を発表しました。代表発表者以外の全員が審査員になり、主題、合理性、言語、全体構造、パフォーマンスの5つの観点から評価した結果、山部勇純さんの論文「BGMで学習効率は上がるのか」と浦西美空さんの論文「アメリカの大学生に比べて日本の大学生は勉強しないのは本当か」の2編が、それぞれ優秀賞、準優秀賞に選定されました。

この発表会を迎えるまでに、受講生50名は各自の関心に従いトピックを選定し、授業で論文の書き方を学びながら、文献検索から、問いの設定、主張の提示、主張の論証、結論の明示、文献リストの作成まで、約4ヶ月かけて論文を作成しました。

発表会当日、発表代表者は3分の持ち時間で、自分の主張の妥当性と信頼性を正確に述べる必要があります。発表者はそれぞれ、聞き手に自分の主張がわかりやすく伝わるように、グラフや写真、イラスト、キーワードカードなどを用いて発表しました。
発表会の円滑な進行と後日の活動の振り返りのために、プログラム作成、時間管理、写真撮影・記録、評価票の集計、活動の情報発信、そして当日の司会進行を、クラスのメンバーで役割分担しました。

発表会後には、全員が論文に対するフィードバックを受け、また、授業で繰り返し強調された論文全体の構造化、エビデンス‐ベイスト、剽窃禁止の3点を念頭に、論文をリライトして、再提出を行いました。

発表内容は多種多様で、クラスのみんなの関心の幅の広さに驚くとともに、これまで知らなかった知識や理論、主張を共有することができ、視野を広げ、多くの刺激を受けることができました。またこのような機会があれば、論文の質や発表の質をさらに上げられるようにチャレンジしていきたいです。

2018.08.24アカデミックライティング H P掲載原稿  写真5枚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学部1年生 落合南都美、加藤愛理