JICA研修員の皆さんに弓道・書道を紹介しました!

2018年2月15日、本学で開催中のJICA課題別研修「地域保健向上のための保健人材強化」」の研修員14名の皆さんに、歓迎の意も込め、本学学生サークルの弓道部、書道部が日本文化を紹介しました。

弓道部は、デモンストレーションを披露し、射場の静けさと部員たちの凛とした姿に、研修員は息をのみ、また、矢が的を射るたびに大きな歓声を上げていました。研修員の中には、弓道の所作の美しさや精神性に触れ、「単なるスポーツではなくアートだ」と称賛してくださる研修員もおり、日本の心も少し伝えられたのではないかと思います。

弓道の後は、書道部員の手ほどきで書道体験をしました。学生が、研修員のニックネームをカタカナや漢字で書き、それをお手本として、研修員の皆さんが一生懸命に作品を仕上げました。出来上がった作品は自国に持ち帰えるよう伝えると、「リビングに飾る!」「家族に自慢する!」と皆さん、自分の作品に大変満足されたようでした。

短い時間ではありましたが、日本文化を通して、世界各地から集まった研修員の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。研修員の皆さんにとっても、これから始まる講義や見学からとは少し離れ、日本という国や文化に関心を持っていただくきっかけになったのではないかと思います。弓道部・書道部の皆さん、ご協力ありがとうございました!

2018.02.15①JICA学生サークル交流 2018.02.15②JICA学生サークル交流
<写真左:弓道の説明に聞き入る研修員の皆さん>
<写真右:JICA研修員と弓道部員>

2018.02.15③JICA学生サークル交流 2018.02.15④JICA学生サークル交流
<写真左:待ち時間は「こたつ」でほっこり>
<写真右:書道の手ほどきを受ける研修員のタリックさん(エジプト)>

2018.02.15⑤JICA学生サークル交流 2018.02.15⑥JICA学生サークル交流
<写真左:本学学生と研修員のオケロさん(南スーダン)>
<写真右:研修員と書道サークルメンバー>

島崎 梓(国際看護実践研究センター)