1年生が模擬患者さんに血圧測定や腹部の診察を実施しました

宗像市食生活改善推進会のみなさまに模擬患者として協力していただき、身体診察を実施しました。学生同士の演習ではないため緊張も強く、血圧測定も腹部の診察も失敗の連続でした。しかし、得られた学びもとても大きく、看護の勉強をがんばる動機づけにもなったようです。
以下、学生の感想を紹介します。

普段学習をしていると、自分一人で頑張っているということに目がいっていましたが、今回の模擬患者さんとの演習を通して改めて気づいたことがありました。それは周りの方々の支えがあってこそ今の自分が成長できているということです。模擬患者さんをしてくださった方から「頑張ってね。私で良ければいつでも協力するからね」と声をかけていただき、温かさを感じ、自分達のほうが支えられていると思いました。もちろん技術や重要事項が不足しているところも知ることができました。しかし、それ以上に大切なことに気づくことができ、とても良い演習になったと感じました。

学部1年生 西尾 悠

今回、自分の学習がテストにしか対応できないものになっていたと気づきました。患者さんを意識した学習が大切だと感じました。半年後の実習では自分で患者さんを受け持つことになります。今のままでは正確に測れないので、患者さんを不安にさせてしまうかもしれません。実習まで半年あることを幸いと思い、しっかり勉強したいです。今回、模擬患者役をしていただいた方に恩返しができるような看護師になりたいです。

学部1年生 麥生田 麟

フィジカルアセスメント総合演習①小手川良江 フィジカルアセスメント総合演習②小手川良江

フィジカルアセスメント科目担当 黒田裕美・小手川良江