course_d55_main

修了生の声

村尾 眞治

看護コース(広域看護 メンタルヘルスケア)

自分の看護を振り返り、深める機会となった

村尾 眞治(令和5年3月修了)

 「自分自身の看護を具体的に振り返ると共に他者に伝えることをできるようになりたい」との思いから大学院に進学することを決めました。大学院に進学してからは自分の領域と違う方との出会いもあり、その仲間と講義を通してデスカッションすることで良い刺激を受けることができました。また、他の領域の仲間や先生方と出会ったことで自身の看護を振り返るときには、広い視野を持って振り返ることができるようになり看護を深められたと思っています。
 大学院での学びは、視野を広げられたことで自分の看護観を改めて考え、見つめ直す機会になりました。また自分が取り組んできたことを言語化し、他者に伝えることが少しはできるようになったと思っています。在学中は正直苦しいこともありましたが、今では進学して良かったと思っています。

村尾 眞治

看護コース(広域看護 メンタルヘルスケア)

自分を知るきっかけに

松尾 理恵(令和5年3月修了)

 看護師になったときには、まさか自分が大学院で学ぶとは思っていませんでした。ですが、知りたいと思った自分のタイミングと、縁あってこの大学院に入学し、3年間学ぶことが出来ました。研究を通しては、研究参加者さんの語りという貴重なデータと向き合うことで、「自分はこうはできない」と思ったり、そこから参加者さんの語りからどんな現象がおきているのだろうと考えたりと、自分の看護活動を見直すきっかけになりました。先生方、同級生と意見交換することを通しては、違う意見であっても、目指しているものは共通していることに気付くことができたと思います。この出会いでつながることができたからこそ、自分を振り返ることができたと思っています。この経験を生かして、自分が誰かのそういう存在になれたらうれしく思います。

村尾 眞治

看護コース(広域看護 メンタルヘルスケア)

わたしをブラッシュアップ

森 千郷(令和5年3月修了)

 コロナウイルスの感染拡大により、入学式もなく大学院と仕事の両立生活が始まりました。授業のほとんどがオンラインで行われ、お互いのことをよく知らないまま大学院生活が進んでいくことに孤独を感じることもありました。制限が緩和され、対面での授業が増えるに従い、コミュニケーションを円滑に行うことができるようになりました。院生同士のディスカッションでは他領域から多角的な視点で意見をもらうことにより自分の視野を広げることができました。また、他領域を知ることで専攻領域を学ぶ楽しさを再認識することにもなりました。自らの問いを明らかにする過程で何度も限界を感じ、諦めたくなる時もありましたが、院生同士互いに切磋琢磨しながら進めていくことができました。今回の学びを今後につなげ社会へ還元できるよう努力したいと思います。

村尾 眞治

看護コース(基盤看護 看護管理)

学ぶことで成長できた3年間でした

坂本 さやか(令和5年3月修了)

 副看護師長になってからスタッフを指導する機会が増え、そこで自分の考えを上手く伝えられず、また伝わってないと感じることが多くなりました。そして、上手くいっている次世代管理者はどのように考え、どのように伝え、どのように行動しているのかということに関心を持ち大学院に進学しました。仕事と家庭と大学院の勉強をすることは大変でしたが、大学院での学びが患者さんやスタッフのためになると信じてやってきました。学ぶことだけに集中できる環境ではありませんでしたが、研究していくことで得られたものはたくさんありました。大学院進学のために協力してくれた家族、未熟な私に根気強く指導してくださった先生方、みなさまのおかげで卒業することができたと感謝しております。今後は大学院での学びを病棟や患者さんに還元できるようがんばります。

村尾 眞治

看護コース(基盤看護 看護管理)

大学院での学びが私にもたらしたもの

東木 友里子 令和5年3月修了

 私が大学院に進学しようと思ったきっかけは、副看護師長への昇進に伴う部署異動で大好きだった助産師職を離れたことと、副看護師長としての役割を全うできない自分に対して葛藤を抱いたことでした。仕事と学業の両立は予想以上にハードでしたが、新しい発見が多い刺激的な日々を過ごすことができました。同級生とのディスカッションでは、様々な考えに触れ、自分の視野が広がるのを感じることができました。特別研究では自分の疑問と丁寧に向き合い、多角的な視点で現象を明らかにしていく過程に夢中になって取り組むことができました。この3年間は私にかけがえのない経験と自信をもたらしてくれました。今後は大学院での学びを活かし、臨床現場で副看護師長としてさらに貢献できるように努力したいと思います。

村尾 眞治

助産教育コース(助産教育)

充実した学びの場

上野 瑞月(令和5年3月修了)

 「助産師になりたい」という強い気持ちとともに進学した大学院での生活は、たくさんのことを学べた充実した時間になりました。大学院では学生が主体となって授業を行っていくため、学生同士で積極的にディスカッションを行い、自分自身の考えを深めることが出来ました。また、大学院は助産コースの学生だけでなく、臨床経験のある様々な分野の院生とディスカッションする機会も多く、多様な視点で物事を捉えることができるようになり自身の成長を実感しました。
 研究は簡単なものでなく、何度も挫けそうになりましたが、先生方のあたたかいご指導、仲間の助けにより、自身の問いを明らかにすることができ、大きな達成感を得ました。
 ご指導してくださった先生方、共に頑張った仲間たち、そして支えてくれた家族に感謝の気持ちを忘れず、専門職として精進していきたいと思います。

村尾 眞治

助産教育コース(助産教育)

自分と向き合う2年間

瀬本 陽加(令和5年3月修了)

 大学院での2年間は、憧れの助産師を目指し学び続けることのできる喜びやありがたさを感じる日々でした。実習は母子にとって安全・安心で、満足できるお産を常に考え助産を実践することの難しさに加え、母子の命を同時に預かることへの責任の重さを痛感し、助産師という奥深い職業と向き合う覚悟をする機会となりました。また、自分自身の立てた問いを明らかにする研究は、結果に近づいては振り出しに戻りを繰り返す決して楽なものではありませんでしたが、最後まで諦めることなく研究へ向き合えたという経験は、これからの私を支える大きな財産となりました。大学院進学を応援し、貴重な経験や学びの機会をくれた家族、ご指導くださいました先生方、いくつもの課題を共に乗り越えてきた仲間への感謝の気持ちを忘れず今後も精進していきたいと思います。

村尾 眞治

助産教育コース(助産教育)

大学院で学ぶ事

中山 恵(令和5年3月修了)

 私は学部生からそのまま大学院の助産コースへ進学しました。学部生の頃とは異なり自分達が主体となり授業を行ったり、実際に臨床の場で看護師として働きながら大学院に通っている修士の方々とのディスカッションをしたりする事も多いです。また、助産コースの学生は学部生の時と同様に実習も沢山あります。授業や実習は新たな視点で物事を考えることに繋がり学べる事が多く、とても自身の成長に繋がります。研究活動では、度々自分の未熟さを痛感しましたが、研究がなぜ必要なのか、どのような研究方法があるのかなどを学ぶ事が多かったです。2年間、大変な事も多かったですが一緒に頑張っている仲間の存在はとても大きいものでした。大学院で学んだ多くのことを社会人になっても活かしていきたいです。