第16回国際シンポジウムを開催しました

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実行委員長挨拶

 

SONY DSC 学生による基調報告

 

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避難所シュミレーションゲームの様子

 

避難所運営の実際について話される高橋氏

避難所運営の実際について話される高橋氏

平成27年11月6日(日)、「震源地宗像震度7 あなたにできること ~情報が届きにくい方への支援を考える~」をテーマに、第16回国際シンポジウムを開催しました。当日は、地域の方や高校生、本学の学生、教職員など、総計53名の参加者が本学のラーニングコモンズに集いました。

第1部では、動画で熊本地震を振り返り、永里朱音さん(1年)と藤井綾美さん(1年)が災害時要援護者、情報要援護者についての基調報告を行いました。 その後、全国訪問ボランティアナースの会キャンナス熊本のコーディネーターである高橋誠氏をお招きし、「福祉避難所における支援」と題し基調講演を行っていただきました。第2部では、避難所シミュレーションゲームを通して、避難所内で、様々なニーズを持った避難者にどのような支援や配慮が必要かを話し合いました。

災害はいつどこで起きてもおかしくはありません。災害が起きてしまってから考えるのとでは遅いです。平時から起きた時どうすべきか、また情報要援護者に対してどのような支援ができるか考えておく必要があります。今回のシンポジウムで考えたことをこれから災害が起きたときに生かしていただければと思います。

最後になりましたが、第16回国際シンポジウムの開催に当たり、学生実行委員会立ち上げの5月から、企画・立案・運営・実施と約半年間に及ぶ準備期間において、様々な立場、様々な形で惜しみなくご協力とご支援をくださいました皆様、また当日お忙しい中ご参加くださいました皆様に、心より感謝を申し上げます。