知的書評合戦 ビブリオバトル(第2回学内予選会)を開催しました

 

%e5%8e%9f%e7%a8%bf%e3%88%aa%e3%81%ae%e5%86%99%e7%9c%9f1

 

%e5%8e%9f%e7%a8%bf%e3%88%aa%e3%81%ae%e5%86%99%e7%9c%9f2

2016年11月7日に「ビブリオバトル」を開催しました。ビブリオバトルとは、出場者がおすすめの本を持ち寄り、5分間でその魅力を語って、最後に参加者全員で読みたくなった本(チャンプ本)を投票して決定する書評バトルです。大学生参加の大会が、毎年1回、全国規模で行われています。
今回の会は、11月19日に九州国際大学で開催される「ビブリオバトル九州北部地区決戦大会」に出場する本学の代表者を決定するものです。
発表者は、2年生の佐加良さん、平田さん、山本さん、吉田さん、3年生の吉田さんの計5名です。

今回5人が紹介してくれたのは小説、心理学、性同一性障害に関する本とさまざまで、発表者は、「激しいアクション、意外性のあるストーリー、恋愛と盛りだくさんの内容に夢中になった」、「実際に体験した人の言葉は、現実に起こっていることの本質で、心に突き刺さった」、「心理学のやり方で自分を見つめなおすことで、看護の視点や対人関係に生かすことができた」など、それぞれの思いを込めて、本の魅力を語ってくれました。

発表後、投票により、2年生の吉田さんが紹介したアルフレッド・アドラー著『人生の意味の心理学』が見事チャンプ本に選ばれました。
最後に、吉永図書館運営委員長から発表者に対する講評と地区決戦に向けた激励をいただきました。
吉田さんと、前回の予選会で選出された1年生の岡村さんは、「ビブリオバトル九州北部地区決戦大会」に出場します。地区決選の開催情報は、後日、ホームページでお知らせします。
皆さん、ぜひ二人を応援してください!

■出場者のお勧め
1. 神永学著『タイム・ラッシュ : 天命探偵 真田省吾』新潮社, 2008.
2. 岸見一郎著『人生を変える勇気』中央公論新社, 2016.
3. 住野よる著『君の膵臓を食べたい』双葉社, 2015.
4. 毎日新聞「境界を生きる」取材班著『境界を生きる : 性と生のはざまで』毎日新聞出版, 2013.
5. アルフレッド・アドラー著『人生の意味の心理学』アルテ, 星雲社 (発売), 2010.