難病の子ども支援全国ネットワーク「頑張れ共和国 阿蘇ぼう!キャンプ」に本学から36名がボランティアとして参加しました

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8月19日~21日の3日間行われた、難病の子ども支援全国ネットワーク「頑張れ共和国 阿蘇ぼう!キャンプ」に本学から36名がボランティアとして参加させて頂きました。また、去年まで本学の学生であった先輩方4名も仕事の休みをとり、看護師としてキャンプに参加されていました。今回のキャンプに参加したご家族は30家族で、ボランティアを含めて200名程の参加となりました。ご家族の中にはリピーターの方が多くいらっしゃいました。

このキャンプは、難病や障害のある子どもたちとその家族が私たちボランティアと一緒に2泊3日、様々なイベントやレクリエーションを通して楽しく過ごします。そして、ボランティアのサポートのもと、子どもたちには思いっきり遊ぶ楽しみを味わってもらい、またお父さんお母さん方には日々の疲れを癒しリラックスして頂いたり、同じ病気や障害を持つ親同士でお話する機会などを作ったりする目的で開催されています。

1日目は、普段劇場などになかなか行くことが出来ない子どもたちにミュージカルをデリバリーしてくれる「心魂プロジェクト」という方たちが様々な歌や素敵な音楽を披露して下さいました。コミュニケーションが困難な子どもや小さな子どもたちも、普段聞かないような音や歌声に反応し、とても楽しそうな表情になっていました。2日目の夜に行われた「かくし芸大会」では本学の学生で「恋するフォーチュンクッキー」を踊りました。子どもたちの中にも、踊れる子や歌える子が何人もおり、会場全体で盛り上がることができました。

私は今年が初参加でした。様々な方にとても良くして頂き、とても貴重な時間でした。家族と関わっていく中で、自分の子どもの病気や障害を受け入れ、いかなる時も子どもと正面から向き合い、子どもの幸せを一番に考え行動し、これまで育ててこられた家族の強さや愛の深さを感じました。私は、このボランティアに参加するまでは「どんな病気や障害をもった子なのだろうか」、「私にどんな援助ができるのだろうか」という不安がありました。しかしこの3日間は、様々な方と話し関わっていく中で、そのような病気や障害の面からではなく、自然とその子の性格や個別性を考え行動していました。

確かに、病気や障害は、体の自由や感情表現を奪ってしまいます。健康な私たちと全く同じ生活というのは難しいかもしれません。しかし、その病気や障害にとらわれるのではなく、一つの個性として考え、その子たちが幸せに生活しやすい環境づくりや援助を行っていくことが、これからの私たちのできることではないかと考えます。
来年も是非ボランティアとして参加し、子どもたちや家族の素敵な笑顔に再会できることを願っています。

記:4年生 糸山 美里