NPO法人こねっと主催くるくるリユースのボランティア活動に参加しました

<ハンドマッサージをしている様子>

 

<バルーンアートを披露している様子>

 

今回、私たちはNPO法人むなかた子育てネットワークこねっとが主催する、くるくるリユースin Winterにボランティアとして参加させて頂きました。2、3年生26名、教員5名、協力者1名の計32名が参加しましたが、学生の参加目的は、小児看護に興味があって参加したり、子どもが苦手なので子どもについて知るために参加したりと様々でした。活動内容としては、乳幼児期を中心としたお子さんの衣料品や、日用品のリユース会場の運営補助をしました。また、別会場では「日赤看護大によるお得でためになるコーナー」と題して、「ハンドマッサージ」「バルーンアート」「助産師よろづ相談コーナー」「知って得するホームケア」「セルフチェック」の5ブースを事前準備から取り組みました。
リユース会場には、開場前から長蛇の列ができていましたが、その時間を使って学生がバルーンアートを披露し、待ち時間も子ども達の笑顔で溢れていました。また、本学のブースでは200名を超える親子連れが足を運んで下さり大盛況のうちに終えることが出来ました。ブースへの呼び込みは予想以上に難しく、集客の難しさを身をもって感じることが出来ました。また、ブースごとの回転率も違い、混雑や予想外の出来事に対する対応力も磨いていかなければならないと痛感しました。このように難しさや力不足を感じた反面、健康な子どもの普段の様子を見ることが出来たり、お母さんやお父さん方から感謝の言葉を頂いたりして、知識や自信に繋がる経験をさせて頂くことも出来ました。また、私自身の思い出深い出来事として、ある男の子との関わりがありました。最初の方は私が話しかけても走り回るばかりで、遊ぶ男の子についていく私というような形でした。後半は私が追いかけられたりしました。男の子がおもちゃを見せながら私の方を見て「これ何」と話しかけてくれました。最初は、子どもが一人で自分勝手に遊んでいるように見えていましたが、後でこちらの様子や言葉を見ていることがわかりました。大人は言葉を中心として信頼関係を築くことができますが、子どもは遊びの中で築くことが有効なのではないかと気づく事が出来ました。このように実習以外で、子どもとその家族と関わる貴重な機会となり、今回のボランティアに参加したからこそ学べることが多くありました。今回得た経験を、今後の勉学に活かしていきたいと思います。
このような機会を提供して下さった、NPO法人こねっとの皆様、宗像市役所市民協働環境部生活環境課の皆様、そして、くるくるリユースに参加された皆様に深く御礼申し上げます。