10月30日、本学キャンパスで行われた日赤福岡県支部の救護基礎訓練に本学4年生101名が参加しました。これは「災害と看護」の授業の一部として企画されたものですが、赤十字の学生だからこそ体験できる貴重な機会でもあります。4年生は3つのグループに分かれ、支部職員や防災ボランティアの指導を受けながら傷病者役、担架搬送、赤十字ボランティアを体験しました。
傷病者役を通じて、救援者としての医療従事者の一挙一動に不安を感じたり安心したり、将来の自分の姿を重ねていました。担架搬送では、傷病者一名を搬送するのが、いかに難しく、体力を使うものなのかを身を以て感じていました。赤十字のボランティア体験では、医療以外にもいかに多くの支援が必要なのかを知ることができ、災害発生時、様々なボランティアの力をどのようにつないでいくことが重要なのかを考えることができました。
参加の機会を作っていただいた日赤福岡県支部の皆様に感謝しつつ、卒業後、今回の学びを活かして救護活動を実践できる力を養っていってほしいと願っています。
