インドネシア看護実践能力強化プロジェクト(キャリア開発ラダー)本邦研修閉講式

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インドネシアの歌を披露してくれているところ

インドネシアの歌を披露してくれているところ

 

10月5日、本学で始まったインドネシア看護実践能力強化プロジェクトキャリア開発ラダーの本邦研修は、10月15日無事終了しました。
今回の研修では、2年前から取り組んでいるキャリア開発ラダー導入の推進と継続教育体系の確立を中心に検討しました。福岡県看護協会では、日本看護協会の方針を受け福岡県が取り組む看護師の継続教育について詳しく説明をしていただきました。さらに、福岡赤十字病院、唐津赤十字病院、大分赤十字病院を訪問し、組織におけるキャリア開発ラダーの取り組みと継続教育の実際をより具体的かつ詳細に学びました。研修終了前日には、アクションプランを作成し発表したところ、どの施設も「これまでに達成したこと」「今後の課題」「その課題について、いつまでに、どのように取り組むのか」が明確になっていました。研修生の熱意と集中力の賜物です。今後は、このアクションプランにそった活動が展開されます。インドネシアにおける看護の質向上の国家的かつ戦略的な取り組みは、日本も見習うべきところが数多くあります。
閉講式終了後、研修生による歌と踊りの披露がありました。苦楽をともにした3週間を振り返り、最後は涙と笑いで締めくくることができました。
本研修は、厚生労働省、日本看護協会、日本赤十字社、日本赤十字社医療センター、福岡県看護協会、九州ブロックの赤十字病院そして本学の協力の下、実り多きものとなりました。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。