日本におけるCNL指導者育成研修会が開催されました

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6月16日~20日まで本学において、本学ならびに熊本赤十字病院と聖アンソニー看護大学(アメリカ・イリノイ州)が共同してCNL(クリニカルナースリーダー)指導者育成研修を開催しました。
CNLとは、臨床現場において、患者のケアを向上するために、看護職者のリーダーシップを強化し、エビデンスに基づく看護実践や患者のアウトカム評価により臨床上の問題を解決していく専門家です。
本学の国際交流協定校の一つである聖アンソニー看護大学からCNLの資格を持つ4名の講師が、CNL指導者育成研修のために来学されました。将来的には、CNL教育カリキュラムを日本の看護師が設立できるよう協力して下さいました。
今回の研修には、関東、中部、近畿、中国、九州各地方の赤十字施設、筑波大学大学院、京都大学病院、九州大学及び本学から計24名の看護管理者や研究者が参加しました。
研修は講義、グループワーク並びに発表とディスカッションで構成されました。講義の内容としては水平系リーダーシップ、コッターのリーダーシップ論、変革理論、EBP、CNLの役割、アクションプラン作成などでした。研修後は、CNL認定試験を受験すると決定した参加者が数名おり、認定試験に合格したときには、米国と同等の資格が認定され、CNL教育ができるようになります。