「サマーキャンプ2014 がんばれ共和国 阿蘇ぼうキャンプ」に参加して

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今回、難病のこども支援全国ネットワーク「サマーキャンプ2014 がんばれ共和国 阿蘇ぼうキャンプ」に、本大学から計23名が、ボランティアとして参加させて頂きました。このキャンプには、キャンパー(難病の子どもたち)とその家族をはじめ、多くのスタッフ、ボランティアの方々が参加し、医療がバックアップする2泊3日の中で、友達をつくり、ふれあい、アフリカ音楽や踊りを楽しんだり、熱気球に乗ったりなどの普段の生活では体験できない非日常を過ごすために、共和国が建国されています。
スタッフの方々や、キャンパー、ご家族の方々の表情や会話を見たり聞いたりしていると、共和国というよりも、一つの大きな「家」や「家族」のように私は感じました。ご家族と会話をしている中で、「ここ(がんばれ共和国)には、安心して来ることができるんです。」という言葉がありました。それほどまでに、スタッフの方々、キャンパー、ご家族の間に深く固い絆が存在しているのだなと感じさせられました。
キャンパーの子たちは、発語がなくコミュニケーションを取るのが困難な子や、手足が固まってしまい上手に動かせない子などもいました。私たちボランティアは、キャンパーの子と一緒にお風呂に入ったり、イベントに参加したりなどほとんどの時間を寄り添って過ごしました。その中で、発語がない子とのコミュニケーションの取り方や、キャンパーにとって一番楽な抱え方のコツなど、学校では経験できないことが多く経験できました。それと同時に、キャンパーの笑顔を見るたびに、いっぱいの元気を分けてもらいました。
2泊3日という短い期間でしたが、キャンパー、ご家族、スタッフやボランティアの方々の温かさに包まれた時間でした。このような素敵な場にボランティアの一人として参加させて頂いたことに感謝しています。
キャンパー、ご家族の方々、来年もがんばれ共和国という「家」で会えることを願っています……….。