サークルオブピア、新宮町立立花小学校で薬物乱用防止教育を実施しました

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サークルオブピアでは、看護大学生ならではの視点を活かして、様々な小学校へ出向き、性教育や薬物の乱用に関する教育などを行う活動をしています。
今回は、新宮町立立花小学校の6年生、34名の児童に対して薬物乱用防止教育を行いました。「薬物の危険性を知ろう」をテーマに、薬物が体に及ぼす影響や薬物に対する断り方など、グループワークを導入した授業を行いました。薬物の中でも、中学生になると誘われることが増える身近なタバコを例に取り上げ、図や絵、実際の刺激的な写真を用いて説明することで、タバコの害や危険性を強調した授業を展開しました。なぜ、タバコを吸うのか、タバコにはどんな害があり、誘われたらどうやって断るのかについて、小学生がグループワークを通して私たちと一緒に真剣に考え、薬物について学ぶ機会となりました。私たち看護学生にとっても各グループに一緒に混じって話し合うことで、小学生の意見や様子を近くで見聞きすることができる良い機会になりました。また、小学校側の要望もあり、もうすぐ中学生になる小学生に対して、私たちが人生の先輩として、これから先の未来についてアドバイスをしました。私たちは、小学生が将来の夢を見つけ、大きく羽ばたいてほしいという思いを込めて、看護師という職業を選んだきっかけや中学校での出来事などを話しました。
今回の授業を通して、私たち看護学生として子供への適切な接し方、授業展開の効果的な方法など、多くのことを学び、成長することができました。今回のことを踏まえ、今後の活動に向けて改善すべき点を見出し、私たちが伝えたいことを小学生が理解して、自ら実践してくれるような授業を展開できるように、スキルを身につけ今後に活かしていくことができるようにしたいと思いました。また、人とのつながりを大切にし、様々なことに挑戦する気持ちを持ち、私たち自身が成長した姿を見せることができるよう努力していきたいと思います。