H.E.L.P. in Japan研修が始まりました

インドネシア、バングラデシュ、タイ、ネパール、コンゴ、イギリス、日本の7か国から22名の参加者を迎え、H.E.L.P.研修が始まりました。

H.E.L.P.は、Health Emergencies in Large Populationsの頭文字をとって命名された赤十字の人材育成研修で、国際的人道支援活動に従事する人々に必要な公衆衛生、倫理、法律などの基盤的知識を提供し、実践力の向上を目指すものです。本学の客員教授ピエール・ぺラン氏がその創設者であり、名づけ親でもあります。スイス、アメリカ、カタール、メキシコ、南アフリカでの定期開催に加え、2003年から隔年開催している日本のHELP研修も今年で6回目を迎えました。世界中ですでに3000人以上の方が研修を受け、紛争や災害によりHELP!と声なき声を上げている人々への支援活動に研修で学んだ知識や技術を活用しています。

ICRCのメディカルコーディネーターを務めていた講師の一人は、「災害の多いアジアからの参加者はとても熱心で、日本でのコースが一番雰囲気がよい」と言います。教室ではフランス訛り、アフリカ訛り、いろいろな英語が飛び交い、和やかな雰囲気の中で皆さん、活き活きと交流を深め、知識を深めていらっしゃいます。

興味のある方は一度是非覗きに来ませんか?

1129