「がんばれ共和国 阿蘇ぼうキャンプ」に参加して

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今回、難病のこども支援全国ネットワーク「がんばれ共和国 阿蘇ぼうキャンプ2013」に本校から34名、ボランティアとして参加しました。このキャンプは、難病のこどもたち(キャンパーさん)をはじめ、ご家族のみなさんも参加され、2泊3日医療のバックアップの中で遊ぶ喜び、歌う楽しみ、そして友達とのふれあいなど、非日常の様々な体験を楽しんでもらうために建国されています。

今回は20周年記念式典も開かれ、長年キャンプに参加しているご家族、スタッフの方々の思いや、このキャンプがみなさんにとって帰る場所「ふるさと」のような存在であることを強く感じ、キャンパーさんやご家族の「1年に1回の楽しみ」という言葉の裏に、私達には計り知れない日々があるように感じました。ですが、そこにはしっかりとしたご家族の愛があり、また同じ境遇で集まった仲間として、お父さん方、お母さん方やご兄弟の間にかたい絆があるように感じました。

キャンパーさんの中には発語がなかったり、身体を上手く動かすことができなかったりするこどもたちもいますが、そんなこどもたちが音楽やダンスを通して、一瞬だけでも笑顔になったり、手足をバタバタ動かしたりしている姿を見ることができ、そこに寄り添っているだけの私達にたくさんのパワーを与えてくれました。

たった3日間という短い時間でしたが、ボランティアとして何かお手伝いできたことよりもたくさんのことに気づかせてもらったこと、このような場に参加させて頂けたことにとても感謝しています。
どうかキャンパー、ご家族のみなさんが来年もがんばれ共和国に帰ってこられますように…