ありがとう喜多学長!本学助手(第1期卒業生)からのメッセージ

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8年の任期を終了され、本日、喜多悦子学長が本学を去られました。
開学から12年、先生は看護学とはどうあるべきか、大学教育とはどうあるべきかを在校生だけでなく卒業生、教職員に問い続けました。看護が必要とされる現場は臨床に限ったことではないこと、目の前のことだけでなく将来(さき)を見なければならないこと、そしてその目を世界にも向けることを教えてくださいました。時には厳しい言葉もいただきましたが、いつも私たちの可能性を信じ、全力で応援してくださる先生でした。これまでに約1,000人が本学を卒業し、日本だけでなく世界で活躍していますが、私たち卒業生、教職員は先生の期待に応えることはできていたでしょうか。
たくさんの学生、教職員に見送られながら、車の窓から高々と花束を掲げられた先生の表情はとても充実しているように見えました。本学の歴史を作ってこられた先生がもう大学にいらっしゃらないということが全く実感できずにいますが、これから本学の新しい時代を作り、看護学の可能性を広げていく決意を新たにしました。喜多先生、これからも大学のこと、私たちのことを見守っていてください。私たちも先生の期待に沿えるよう、頑張っていきたいと思います。12年間本当にお疲れ様でした。