ふくおか若者魁大会に参加しました

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私たちは、3月17日に九州大学で開催された福岡県主催の「ふくおか若者魁大会」に参加し、平成24年度国際保健・看護Ⅱにおける海外研修(「世界に打って出る若者育成事業」として福岡県から一部助成を受けた)で訪問したブータンでの学びについて報告しました。

「ふくおか若者魁大会」は、福岡県の事業である「青年の翼事業」「世界に打って出る若者育成事業」「青少年アンビシャスの翼事業」での海外研修を通して、参加者が感じたことや学びを発表し広くアピールする場として開催されています。

事業成果の報告では、私たちが「幸福を追求している国」ブータンで行った保健活動、文化交流、海外研修での気づきと学びについて発表しました。現在のブータンは、それ程多くはありませんが海外からの支援を受けていますが、海外からの支援を脱して自立した発展を望んでいます。また、ブータンには「幸せとは物的なものだけではなく自身の生き方や精神的なものの中にある」という幸福の考え方があり、国民の幸福を守りつつ発展していこうとしています。私たちは、発表の際にこれらのことをただ話すのではなく伝えるという意識を持って行いました。

展示ブースでは、ブータンの概要を示したポスターや研修の写真、お土産などを展示し民族衣装を披露しました。「実際にブータンへ行って幸せだと感じたか」、「考え方が変わったか」などについて、研修参加者の生の声が聞きたいと多くの人が展示ブースへ来て下さいました。

この大会で、他の参加者の海外研修報告を聞き、また展示ブースで意見を交わすことにより看護だけではなく多角的な視点を持って物事を見ることの重要性に気付くことができ、良い刺激を受けました。私たちは、ブータンでの研修やこの大会での経験を活かし、積極的に学ぶ姿勢を持ち学生生活を送っていきたいと思いました。

最後になりましたが、今回ご指導いただきました喜多学長をはじめ先生方に心から感謝申し上げます。